このサイトでは、「『セルフイメージを高めるワーク』の効きやすさ」を基準に、
- 【タイプ1】(【真っ当に『セルフイメージを高めるワーク』が効くタイプ】)
- 【タイプ2】(【過剰に『セルフイメージを高めるワーク』が効き過ぎるタイプ】)
- 【タイプ3】(【『セルフイメージを高めるワーク』が”効きづらい”タイプ】)
という、
3つのタイプへの分類をしています。
今回の記事では、
「そもそもセルフイメージとは何か」
「それぞれのタイプはどんな感じなのか」
について、
解説したいと思います。
『セルフイメージ』と『セルフイメージを高めるワーク』について
『セルフイメージ』というのは、「自己評価」「自己認識」「自分で自分をどう思うか」のこと。
「自分は凄い!」と本気で思っていれば、『セルフイメージが高い人』と言えますし、
「自分は何をやってもダメだ」と本気で思っていれば、『セルフイメージが低い人』ということになります。
この『セルフイメージ』は、ちょっとしたことで上がったり下がったりするもので、「たいていの人は、物事が上手くいくとセルフイメージが上がり、失敗が続くとセルフイメージが下がる」という感じです。
そして、『セルフイメージを高めるワーク』は、その言葉通り、「セルフイメージを高めることを目的とした取り組み」のこと。
もっと『定義』っぽく表現するとしたら、「自分が秀でている部分や、成し遂げた事実を正しく認め、自分を正当に(高く)評価するための取り組み」と、いったところでしょうか。
「たいていの人は、セルフイメージが上がると、それに伴って、仕事などのパフォーマンスが上がることが多い」ので、『セルフイメージを高めるワーク』に取り組むことで、生活や仕事の質を向上させることが期待できます。
また、『セルフイメージを高めるワーク』に継続的に取り組むことで、セルフイメージをより高い位置に押し上げるとともに、たとえ一時的にセルフイメージが下がったとしても、すぐにいつもの「セルフイメージが高く、パフォーマンスも高い」という状態を取り戻すことができるようになります。
そんなわけで、多くの『自己啓発教材』『能力開発教材』には『セルフイメージを高めるためのワーク』が組み込まれており、実際、「たいていの人には、『セルフイメージを高めるワーク』は、”極めて重要&有効”」なのです。
・・・ですが・・・
ここまで繰り返し、わざわざ「たいていの人は、」と書いてきた通り、
世の中には、
・「物事が上手くいっても、『自分は凄い』と全く思えない人がいる」
・「どれだけ失敗が続いても、『自分は凄い』と思い続けることができる人もいる」
のです。
世にある多くの『自己啓発教材』『能力開発教材』は、「【真っ当に『セルフイメージを高めるワーク』が効く人】を想定している」ので、こうした「少数派」に対しては、効果が出にくいのです。
「『セルフイメージを高めるワーク』の効き方」に基づく【3つのタイプ】について
- 【タイプ1】(【真っ当に『セルフイメージを高めるワーク』が効くタイプ】)
- 【タイプ2】(【過剰に『セルフイメージを高めるワーク』が効き過ぎるタイプ】)
- 【タイプ3】(【『セルフイメージを高めるワーク』が”効きづらい”タイプ】)
このタイプ分けは極めてシンプルで、単に、「『セルフイメージを高めるワーク』の効きやすさ」という観点から、「普通」「過剰」「過少」に分類したものです。
「3つのタイプ」に優劣は無く、どのタイプであっても、『成功者』もいれば『上手くいかない人』もいます。
【タイプ1】
世の中の大多数は【タイプ1】に分類できるので、世に溢れる情報や教材の多くも、当たり前のように【タイプ1向けのもの】となっています。
【タイプ1】に関連深いキーワードは、「セルフイメージ」以外にも、
・「夢を叶える」
・「自己実現」
・「仲間作り」
・「情熱」
・「モチベーション」
などがあります。
【タイプ1】は、『セルフイメージ』や『モチベーション』が高まると、それに比例するように、『行動力』が出てきます。
その反面、セルフイメージが大きく下がったり、モチベーションが尽きたりすると、途端にやる気を失ってしまうことも多いです。
【タイプ1】には、「どうやってモチベーションを燃やし続けるか」というのがとても大事であり、
そこで有効になるのが、
・『セルフイメージを高めるワーク』
・『共にモチベーションを高め合ってくれる仲間作り』
・『モチベーションを高めるための儀式』(出陣式、円陣を組んでの掛け声、朝礼での声出しなど)
なのです。
【タイプ2】
次いで多いのは【タイプ2】で、この人たちには、「そのままのあなたでいいんですよ」というアプローチが大ヒットします。
【タイプ2】は、「あなたは素晴らしい」と言われると、それを真に受けて、(現実がボロボロでも)「自分は本当は素晴らしいんだ」と思い込めてしまいます。
セルフイメージが過剰に高まりやすいので、「実力的に明らかに不可能なこと」に対して、
「私にはできます!その自信があります!やらせてください!・・・と思ったけど、やってみたら無理でした。
やる気はあったんです。」
みたいな失敗を、何度も繰り返してしまいがち。
【タイプ2】が好む言葉は、
・「ありのまま」
・「そのままでいい」
・「あなたは愛されている」
・「頑張らなくてもいい」
などですね。
【タイプ3】
【タイプ3】は、一番の少数派。
『セルフイメージを高めるワーク』の効きが悪いので、自然と、「モチベーションが低くても行動する」ということがクセ付いています。
・・・もっと正確に言えば、
「なぜ、行動するのにモチベーションが必要なのか理解できない」
「なぜ、モチベーションが下がったからという理由で、取り組んでいたことを投げ出すのか理解できない」
「そもそも、セルフイメージやモチベーションといったものが何なのか、イマイチ実感できない」
と、いった感じでしょうか。
【タイプ3】は、多くの場合、表面的には「【タイプ1】と同じような振る舞い」をしています。
特に、会社などにおいては、「周囲から求められる役割」を、苦労しながらも”演じて”いる人もたくさんいます。
内心でどんなに意味不明だと思っていても、「仕事ですから」「そういうものですから」と言われると、「他人に合わせられない自分はダメだ」と思い込んで、淡々と従ってしまう傾向があります。
【タイプ3】の中には、「”普通”への憧れを持っている人」もいれば、「自分こそが普通だと思い込んでいる人」もいます。
基本的に、【タイプ3】には、自分の実力を過小評価している人が多いのですが、当人に言わせれば、これも、「他の人(【タイプ1】や【タイプ2】)が、実力以上のアピールをするのが理解できない」 ということのようです。
タイプ診断に取り組む際の注意点
【タイプ1】であっても、大失敗したり、人生のどん底に陥ったりすると、「自分は世界一バカだ」「自分はダメだ」と思うものです。
しかし、状況が好転したり、成功続きになったりすると、「もしかして自分ってイケてるのかも」「自分ちょっと凄いかも」みたいに思えてくるものです。
一方、【タイプ3】は、大失敗したり、人生のどん底にいるような状況に陥った際に、「自分は世界一バカだ」「自分はダメだ」と思うところまでは同じなのですが・・・。
ですが、【タイプ3】は、どれだけ状況が好転しても、どれだけ成功続きになっても、「次こそは、ひどいことになるに違いない」「自分は誰でもできるようなことをやったに過ぎない」みたいに思ってしまうのです。
そんなわけで、【タイプ診断】に取り組む際には、色んなシチュエーションを仮定して、「もし○○という状況になったら、自分なら、どんな反応をするだろうか?」という形でのチェックを行うことが必要となります。
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