サイトの管理人その2の「さま」から、
「『セルフイメージを高めるワーク』において、なぜ、ワークが【タイプ1】に効くのか、その仕組みが分からない。」
と言われたので、
自己啓発の世界にどっぷり浸かってきた「あきー(サイトの管理人その1)」が、ワークを例に挙げつつ説明してみたいと思います。
(『【タイプ3】向けの表現』で書いているので、【タイプ1】や【タイプ2】の人は、逆にピンとこなくなるかもしれませんが、ご了承ください。)
今回取り上げるのは、
『「あなたが人より優れていることは何ですか?」という質問』
について。
【タイプ3】の場合(「さま」の場合)、
この質問に対して、
「そもそも、その質問で何がやりたいのか理解できない(セルフイメージが上がる仕組みが分からない)」
「『人より優れている』と言えることなんて無い。どの分野にも必ず上がいる。」
「ムリヤリ挙げたとして、『で?』ってなる。なぜそれでセルフイメージが変わるの?」
とのこと。
【タイプ1】は、「他者への優越感」を持つと、セルフイメージが上がる
【タイプ3】は、「他者と自分を比べることに対して、意味を見出せない」という人が多いです。
一方、【タイプ1】にとっては、
「他者より秀でていること」
「他者よりも抜きん出ること」
というのは、
とても大事なこと。
「自分が他者より優れていると感じる」=「自分には存在価値があると思える」=「自己重要感が満たされる」=「セルフイメージが上がる」みたいな感じですね。
【タイプ1】は、自己重要感が満たされると、心が安定し、活動的になれるのです。
結果、冷静になれたり、寛大になれたり、他者に優しくなれたりする人もいます。
また、もっと直接的に、「他者への優越感を持つ」=「この上ない快楽を感じられる」という人もいます。
世の中に、「他者を貶めて悦に入る人」がいるのは、この仕組みによるものです。
【タイプ1】は、他者と比べるとき、たいていは「自分の周囲」や「平均」と比べている
【タイプ3】は、他者と自分を比べる際に、「その業界のトップ」「プロ」と比べがちです。
「超一流のあの人と比べて、自分は全然ダメだ」
「秀でているところなんて何も無い」
と、感じるわけですね。
一方、【タイプ1】は、「自分の周囲の人」や「平均」、あるいはそれ以下の力量の人と比べて、「自分は人並み以上だ」=「自分は優れている」と、感じることができるものです。
近年では、SNS等により、世界の(日本の)トップクラスの様子を身近に感じられるようになったため、自信喪失している【タイプ1】も多いですが、
『セルフイメージを高めるワーク』を提供する際には、
上手く誘導して、意図的に「その人よりもできない人と比べさせる」ことで、【タイプ1】のセルフイメージが高まるように仕向けるのです。(ここが『テクニック』)
これにより、セルフイメージが高まった【タイプ1】は、自信を持って、一歩を踏み出せるようになります。
ちなみに、先の「他者を貶めて悦に入る」が成立するのも、【タイプ1】の「比べる先は平均以下の相手でも構わない」「比べる先は弱っている相手でも構わない」という性質によるものです。
【タイプ3】は、「自分よりできない人と比べて何の意味があるの?自分の成長にも一切繋がらないし・・・」と思いがちですが、
「このワークにおける『質問の目的』は、”優越感”を抱かせること(≠成長させること)」
なので、
その時点で「ワークとの齟齬」が起こってしまっているわけですね。
・・・以上です。
そんなわけで、『「あなたが人より優れていることは何ですか?」という質問』は、【タイプ1】相手には、『セルフイメージを高めるワーク』として機能するのです。



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