セカバカ(自分のことを「世界一バカだ」と思っている【タイプ3】)の皆さん、こんにちは。
サイト管理人(その1)の「あきー」です。
今日は、【タイプ3専用:自分を知るための「幸せ」のフレームワーク】(無料版)の6日目です。
今回のテーマは、以下の通り。
・『”捨てる”対象』には、『情報』も含めよう
・『フェイクニュース』と、『”最新”だけど”古い”情報』の話
・『間違ったやり方』でも、『成果』が出てしまうことは、ある
・『トラウマ』についての話
『”捨てる”対象』には、『情報』も含めよう
本プログラムでは、これまでの『ワーク(初回用)』で、
『明らかなゴミを捨てること』
『目に見える「物」を処分すること』
に、
取り組んでもらいました。
しかし、
「自分を『整える』ために、”捨てる”必要があるもの」
というのは、
「物」だけに限りません。
物理的な『掃除』と併せて、
適宜、
「『(不要な)情報』についても、整理していくことが望ましい」
「『古い考え方』や『時代遅れの行動パターン』を手放していくことが望ましい」
と、言えます。
ここまで『情報の整理』を後回しにしてきたのは、もちろん理由があって、
「『情報』を整理するためには、それなりの『判断力』が必要になるから」
です。
ある程度、自分自身や、自分の周囲の環境が整ってからの方が、『判断』がやりやすくなりますからね。
『時代』や『状況』が変わると、
「『それまで有用だった情報』が、『役に立たない情報』や『有害な情報』になってしまう」
ということは、多々あります。
コロナショック後、多くの『情報』が「過去のもの」になり、
例えば、(少なくとも一時的に、年単位で、)
「対面を前提とした仕事の進め方」
「観光客がやってくることを前提としたビジネスモデル」
といった、
かつての『正解』『王道』『必勝法』が、通用しなくなりました。
また、
『常識』
『法律』
『ソフトウェアの使い方』
なども、「正しい情報の移り変わり」が激しく、
『古い情報』に基づいて行動すると、トラブルを引き起こしてしまうことも珍しくありません。
・・・とはいえ、これらは、「その情報が通用しないということが、比較的、”分かりやすい”」もの。
「その情報が通用しないということが”分かりにくい”」ものとしては、
『親から躾けられたこと』
『教師から教わったこと』
『医者やセラピストなどからもらったアドバイス』
などがあります。
当然、これらの中にも、
『時代遅れの情報』
『的外れな情報』
というのは普通に存在するのですが、
情報を検証する機会が少なかったり、明確なトラブルとして表面化しにくかったりして、「その情報がもはや通用しないということが”分かりにくい”ことが多い」ため、
「(大人になっても)『子どもの頃にもらった、親からの(今はもう通用しない)アドバイス』に従って生きている人」
というのは、たくさんいます。
「大人になってから受け入れた情報で、その後、通用しなくなったもの」に関しては、比較的、見直しがやりやすいのですが、
「子どもの頃に受け入れた情報で、その後、通用しなくなったもの」に対して見直しができる人は、それほど多くはありません。
実は、これらも『潜在意識の性質』が関わっているのですが・・・
今は仕組みの話は脇に置いて、
「知識を入れたのが”昔”であればあるほど、それを更新するのは”大変”」
ということだけ覚えておけばOKです。
さて、『情報を捨てる』にあたって、
「『考え方』や『行動パターン』を変えていくというのは、最初から取り組むには、やや難易度の高いもの」
です。
そこで、まずは、
<不要なメルマガを解除する>
<不要なブックマークを削除する>
<不要なアプリをアンインストールする>
といった、
手を付けやすく結果が分かりやすいところから始めましょう。
『情報の整理』にある程度慣れてきたら、
<本を捨てる>
<教材を捨てる>
という、
『物理的な物を伴う情報』の処分に取り組み、
ゆくゆくは、
<(今はもう不要な)思い出を捨てる>
<古い行動パターンを捨てる>
<昔の成功体験を捨てる>
といったことにもチャレンジしていきましょうね。
『フェイクニュース』と、『”最新”だけど”古い”情報』の話
『情報を整理』する上で知っておく必要があるのは、
「たとえ『正しい情報』であっても、”自分に合うとは限らない”」
と、いうことです。
昨日の話にも出てきた『食事法』や『運動』などは、たとえその情報が完全に正しかったとしても、「自分に合うとは限らない」ものの代表ですね。
そして、『自分に合わないけれど正しい情報』よりも”厄介”なのが、
『そもそも、間違っている情報』
です。
その最たるものが、『フェイクニュース』。
意図的に他者を騙そうとしたり、面白半分で人工知能を使って加工した情報をばらまいたり、気に入らない情報をフェイクニュース扱いして貶めたりと、やりたい放題です。
「『”あれはフェイクニュースだ”という情報』自体が”フェイク”の可能性もある」のですから、収拾が付きません。
ただでさえ、科学の進歩によって、多くの『定説』や『かつての常識』が覆されて混乱しているところに、『でっち上げだけどそれっぽい情報』が大量に混じってくるのですから、
もはや、
『何が本当なのか、専門家にすら分からない時代』
に、なってしまいました。
他にも、『”最新”だけど”古い”情報』というのも、なかなか厄介なものです。
インターネットにおいてはもちろんのこと、書籍であっても、
「『古い説(科学的に誤りだと完全否定された説)』が、堂々と、最新記事や新刊に掲載され続けている」
ということは、多々あります。
特に、アフィリエイト目的の記事などでは顕著ですが、『専門家の中では否定されている古い情報』を未だに推奨し続ける人が、後を絶ちません。
例えば、以下のような感じ。
× 「ストレスは身体に悪い」
× 「コレステロールは身体に悪い」
× 「黄色いサイフを持つと金運が上がる」
・・・もっとも、『「あの情報は古い常識で、今はこちらが正しいです」という”フェイクニュース”』を織り交ぜられると、素人にはどうしようもありませんが。
ついでに書いておくと、
『専門家の中でも意見が割れていて、真逆の主張が乱立していること』は多々ありますし、
(専門家も人間なので)『不正や賄賂によって書かれた権威ある論文』というのもありますし、
『適性が無い人に”専門家”というお墨付きを与えるスクール』なども存在します。
現代は、「専門家のお墨付きがあるからといって信頼できるとは限らない」という、八方ふさがりな時代なのです。
そんなわけで、究極的には、
「実際に自分で『検証』『実験』『実践』してみて、”その情報は正しいのか”と”自分に合うかどうか”を同時に判断するしか無い」
のですが、
全てを検証するには時間がいくらあっても足りません。
とはいえ、せめて、
「あからさまな『偽情報』や『誤情報』に引っかからないようにする」
だけでも、
トラブルに遭遇する確率は大きく減らせるでしょう。
ポイントは、ここでも、
「自分を『整える』」
こと。
自分の内面がぐちゃぐちゃな状態では、『明らかにおかしい情報』であっても、見抜くのが難しくなりますからね。
あとはもう、
「現代においては、ある程度は、偽情報に引っかかるのはしょうがない」
と、割り切って、
「情報の『リスク分散』をすること」(1つの情報に人生を賭けるような真似をしないこと)
ですね。
具体的には、
「1つの会社に人生を委ねるのは避ける」
「1つの宗教組織に人生を捧げるのは避ける」
「1つの投資に全財産を突っ込むのは避ける」
などなど。
「そんなの当たり前だよー」と思う人も多いかもしれませんが、「潜在意識がひどく混乱していると、当たり前のことを当たり前と思えない」ので、注意が必要です。
潜在意識は、整えれば整えるほど、『正しい判断』や『妥当な判断』を下しやすくなるので、上記を「当たり前」だと思えた人も、引き続きしっかり整えていきましょう!
『間違ったやり方』でも、『成果』が出てしまうことは、ある
『情報』の厄介な点の1つは、
「『成果』が出たからと言って、その『やり方』や『理論』、『根拠』が、正しいとは限らない」
と、いうこと。
『「間違った理論」「間違った根拠」に基づくやり方』であっても、偶然、結果が出てしまうことはあるもので、
例えば、
「その『治療法』をやらなければ、本当は、もっと早く治っていた」
というケースは、そこかしこに存在します。
人間の治癒力はそれなりに素晴らしいので、ある程度『余計なこと』をしても、それも込みで治してしまいます。
・・・が、その『余計なこと』を、「これのおかげで治ったんだ!」と”勘違い”し、メソッドとして確立させて広めてしまう人は後を絶ちません。
そして、『余計なことをされたにも関わらず自己治癒力で克服して完治した人』が、”勘違い”した体験談を発信して、ますます間違いが広がっていくという・・・『健康法』や『食事法』、『宗教』、『開運』などの世界では「よくある話」ですね。
こういう『間違ったやり方』には、「”そもそも関わらない”のが一番」ではありますが、
自分でも気付かないうちにいつの間にか取り込んでしまうこともあるので、
「もし、『疑わしい』と感じるものがあったら、一度、止めてみる」
というのが有効です。
多くの人が”勘違い”しているところですが、
現代において大事なのは、
「何をやるかよりも、何を”やらないか”」
です。
特に、
「【タイプ3】にとっての『幸せ』は、不幸やトラブルを一通り取り除いて、そこに残ったもの」
ですから、
「『不要なもの』を、自分の中から”取り除く”」
というのは、とても大事なこと。
『不要なもの』を徹底的に”取り除いて”いけば、
自然と、
「自分にとっての『大事なもの』に、”集中”できるようになる」
のです。
そのための具体的な『手段』の1つが、『やりたいこと・欲しいものリストを作るワーク』であり、『タスクリスト』です。
自分が抱えているタスクを一通り洗い出し、
実行し、完了させ、
「もう、やらない」
「やり終えた」
「これ以上やる必要は無い」
ということになれば、
それ以降は遠慮無く”取り除く”ことができますからね。
やる前から「きっとこれは合わないに違いない」と言って無闇矢鱈に切り捨てるのは考え物ですが、
色々試した後で、
「自分には合わないと分かった」
「やってみたけど微妙だった」
「他のやり方の方がもっと良かった」
などといったものがあれば、遠慮無く”取り除いて”行きましょう!
『トラウマ』についての話
いつか解消するのが望ましい『(自分の中の)情報』としては、
『トラウマ(心的外傷)』
と、いうものがあります。
(『トラウマ』とは、「ショックな体験による精神的な傷」「精神的後遺症を伴う著しい心理的ストレス」などのこと。
要は、『「とても悲しい体験」や「とても苦しい体験」が心身に刻まれた状態』ですね。)
『トラウマ』は、潜在意識のリリースを大量に占有するので、トラウマを抱えていればいるほど、幸せを感じづらくなってしまいます。
そのため、『理想』としては、もちろん、『トラウマの解消』に取り組むに超したことはないのですが、
はっきり言って、
「トラウマの解消は、キリがないもの」
「どれだけやっても終わらないもの」
です。
今後のために『最低限の知識』だけはお伝えしておきますが、
「現時点でトラウマに向き合うのは、本プログラムの範疇を超えているので”非推奨”」
なので、
その点はご注意くださいね。
さて、『セラピーの類いに関する注意喚起』の記事でも書いたとおり、
「トラウマ解消は、うかつに手を出すと”危険”」
であり、
プロにお願いしたつもりでも、二流や三流のセラピストに当たると、問題が悪化することすらあります。

重度のトラウマを抱えているので無ければ、
「トラウマを刺激するようなものを極力避けて、幸せに生きる」
というのも可能なので、
現在の生活範囲に満足しているのなら、それも選択肢の1つです。
「早めにトラウマ解消に取り組むことが望ましい人」の例としては、
・「日常生活(買い物など)においてトラウマが刺激されることが多く、身体の強張りやフラッシュバックが頻繁に起こる人」
・「何らかの事情で、トラウマの原因と距離を空けることが不可能な人」
などで、
こういう人の場合、ある程度の『コスト(時間・お金・エネルギー)』を掛けてでも、トラウマを軽くすれば、それだけ「生きやすさ」に直結します。
一方、『人間関係の見直し』や『環境の変化』などにより、
「トラウマを呼び起こすような原因に対して、空間的・心理的な距離を取ることが可能な人」
であれば、
無理してトラウマに向き合うよりも、原因と距離を取って「生きやすさ」を確保する方が、『費用対効果』が高いので、オススメです。
現状で、『日常生活が困難なほどトラウマに悩まされている人”以外”』は、
トラウマに向き合う前に、まず、
<やりたいこと>をやって、
<やりたくないこと>を止めて、
<欲しいもの>を手に入れて、
<気に入らないもの>を処分して・・・
一通り、それらが済んで、「ヒマ」になったら、その時に、本腰を入れて『トラウマ解消』に取り組みましょう。
『物事を上手く進めるための鉄則』は、
「手を出しやすく、労力が少なくて済み、それでいて効果が大きなところから手を付けていく」
ですからね!(大事なことなので3回目)
「日常生活が困難なほどトラウマに悩まされている人」や、「緊急でトラウマ解消に取り組む必要性が”ある”人」は、多分、本プログラムをここまで進めてはいないと思いますが・・・
一応書いておくと、そういう人たちは、ワークや教材に取り組むよりも先に、
「『”心と身体の両面からアプローチする手法”を採用していて、人間的に信頼・尊敬でき、その人自身の言葉できちんと情報を発信しているセラピスト』を何としても探し出すことが必要」
です。
セラピストは、『人間性』だけではダメだし、『技術力』だけでもダメで、『「両方を兼ね備えていること」が”最低条件”』。
この条件に見合うセラピストが見つかるまでは、「無理にセッションを受けないようにして、今まで通り苦しみに耐えながら生きていく方がまだ安全」と言えますからね。
と、いったところで、本日の【テキストの部】は終了です。
【ワークの部】
(初回)
・タスクリストの中の、『<やるべきこと>で、かつ、<やればすぐ終わること>』に取り組む
・新たに発生した<やるべきこと>があれば、タスクリストに加える
・スケジュールに登録済みのことを実行する
・データを掃除する(できる範囲でOK)
・もう読んでいないメルマガがあれば、登録解除する
・不要なブックマークを、削除する
・不要なアプリがあれば、アンインストールする
(2回目以降)
・タスクリストの中の、『<やるべきこと>で、かつ、<やればすぐ終わること>』に取り組む
・新たに発生した<やるべきこと>があれば、タスクリストに加える
・スケジュールに登録済みのことを実行する(必要に応じて、先取りor入れ替えしても良い)
・タスクリストの中から、『「一番やりたくない」「自分には向いていない」と思うタスク』を1つ選び、
「将来的に、そのタスクをやらなくてよくなるためには、どうしたらよいか」のアイデアを考えてみる。
///
今日も、
・タスクリストの中の、『<やるべきこと>で、かつ、<やればすぐ終わること>』に取り組む
・新たに発生した<やるべきこと>があれば、タスクリストに登録する
・『スケジュール』に登録した予定があれば、それにも取り組む
というのを行いましょう。
それに加え、初回の方は、『本日のワーク』として、
無理の無い範囲で、
『データの掃除』
を、行ってください。
もう読んでいないメルマガがあれば登録解除し、
不要なブックマークがあればそれを削除し、
不要なアプリがあればアンインストールする、などなど。
余裕のある方は、使っていないアカウントの削除や、要らないダイレクトメールの停止手続きなどもやってみてくださいね。
あと、もちろん、ワーク以外の、普通の(物理的な)『掃除』や『片付け』をするのもOKです。
すでに『(物理的な)掃除の習慣』が身に付き始めているのであれば、ぜひ、その流れに乗って取り組んでいきましょう。
2回目以降の方は、タスクリストの中から、
『「一番やりたくない」「自分には向いていない」と思うタスク』
を1つ選び、
「将来的に、そのタスクをやらなくてよくなるためには、どうしたらよいか」
のアイデアを考えてみましょう。
(例: 転職する、実家を出る、人を雇う)
『実現に繋がりそうな良いアイデア』が浮かんだ場合、そのアイデアを、
<やりたいこと>
<やるべきこと>
として登録しましょう。
アイデアが全く浮かばない場合、
「どうすれば『やらずに済むためのアイデアを閃くための”手掛かり”』を得られそうか」
を考え、
その案をタスクリストに入れてくださいね。
(例: 人に相談する、参考書籍を探して読む)
それでは、本日は以上です。
また明日!

