Day2

セカバカ(自分のことを「世界一バカだ」と思っている【タイプ3】)の皆さん、こんにちは。

 
サイト管理人(その1)の「あきー」です。

 

今日は、【タイプ3専用:自分を知るための「幸せ」のフレームワーク】(無料版)の2日目です。

 

今回のテーマは、以下の通り。

タスク管理について
『スケジュール』と『タスク』の違いについて
人間の『意識のリソース』は”有限”
『タスクリスト』は『自分の状態の”鏡”』である
タスクリストは定期的に”見直す”ことが大事

 

 
昨日の『<やりたいこと・欲しいものリスト>を作るワーク』をまだ終えてない方は、今日の内容に入る前に、ワークを済ませてくださいね!

 

タスク管理について

本プログラムでは、<やりたいこと><やるべきこと>の両方をまとめて、『タスク』という単位で扱います。

(もし、「タスクというと仕事感がしてなんか嫌だ」と感じるのであれば、別の用語に置き換えて解釈しても構いません。)

 

 
現代社会においては、生きている以上、仕事や家事など、何かしらの<(やりたいかどうかに関わらず)やるべきこと>があるはずです。

 
「<やりたいこと>と<やるべきこと>が一致しているのが理想」ではありますが、全てがそうなるはずもなく、多くの人は、<やりたくないけどやるべきこと>に埋もれてしまっているでしょう。

 

そして、望もうが望むまいが、タスクは次々と積み上がり、何も手を打たなければタスクが溢れて収拾が付かなくなってしまいます。

 
『人生の時間は有限』ですので、<やりたくないけどやるべきこと>に時間を取られれば取られるほど、<やりたいこと><自分の幸せに向き合うこと>のための時間は少なくなってしまいます

 

 
そこで必要になるのが『タスク管理スキル』

 
『タスク管理スキル』を高めると、「同じ時間で、より多くの作業を片付けられるようになる」ので、結果的に、『「自分にとっての幸せ」と向き合うための時間』を確保することができるようになるのです。

 

 
例えば、たいていの人は、

「『タスクそのものに掛ける時間』よりも、『迷っている時間』や『予定をこねくり回している時間』の方が、圧倒的に長い」

ので、

『そのタスクをやるかどうか迷っている時間』
『どのタスクを先にやるべきか迷っている時間』
『そもそも自分がどんなタスクを抱えていたかを思い出すのに掛ける時間』

などが、
「タスクを完了させるまでの時間の大半を占めている」というケースは、珍しくありません。

 

こうした『無駄な時間』を”最小化”するには、
事前に、『タスクの洗い出し』を行って、

「今、自分がどんなタスクを抱えているかを、キッチリ把握しておくことが、有効」

です。

 

Day1の『<やりたいこと・欲しいものリスト>を作るワーク』での書き出しは、『タスク管理のための第一歩』といったところですね。

 

 
『タスク管理』や『タスク管理スキルの獲得』のためにある程度の時間を割いたとしても、それによって節約できる時間の方が遙かに大きいため、トータルでは「大きなプラス」になります

 
ぜひ、時間を投資して、『一生モノのスキル』として『タスク管理の技術』を習得しましょう。

 

 

『タスク管理』の具体的なやり方に関しては、本プログラムでも紹介していきますが、世の中には有用なメソッドが他にもたくさんあるので、好きなやり方を取り入れてもらっても構いません。

(このあたりが【「幸せ」の”フレームワーク”】たる所以です。)

 

 
ちなみに、僕の個人的な意見としては、

「リストを常に最新に保つ」
「リストを常に手元に置く」
「リストの一覧性を確保する」

という観点から、

「スマホの『タスク管理アプリ』を使うのをおすすめ」

します。

 

たいていの『タスク管理アプリ』には、『スケジュールに基づいてタスクを自動登録する機能』や『リマインダー機能』などが付いているので、

「『タスク管理に掛けるコスト』自体を、アプリがある程度肩代わりしてくれる」

というのも大きなメリットの1つ。

 

他、『条件を指定してタスクを絞り込んで表示する機能』や『複数の端末(スマホ-PC間)で連携ができる機能』を持つものなどもあります。

 

【本日のワーク】の一環として、この機会に、『自分に合ったタスク管理アプリ』を探してみてくださいね

 

 

なお、『手帳』に慣れている方は、もちろんそれを併用してもらっても構いませんが、

「アプリ特有の利便性というものもある」
「実際に使ってみないと、自分に合うかどうかは分からない」
「手帳の本領が発揮できるのは、ある程度タスクが絞り込まれた後」

といった理由により、
手帳派の方も、このプログラムの『ワーク』においては、いったん『スマホアプリ』の導入にチャレンジして頂ければと思います。

 

『スケジュール』と『タスク』の違いについて

タスクを管理するにあたって、ぜひ取り入れて欲しい『考え方』の1つが、

『スケジュール』『スケジュール”以外”のタスク』を”区別”すること」

です。

 

 
「取り組む日時が決まっていて、基本的にそれより前に終わらせることができない『スケジュール』と、
「期限が無く、いつでも取り組むことができて、やろうと思えばどれだけでも前倒しができる『タスク』は、それぞれ、『性質が異なるもの』

 (スケジュールの例: ○○さんと打ち合わせ、セミナーに参加する、書籍の新刊の発売日を待つ、など)
 (タスクの例: 掃除する、本を読む、企画書を作る、など)

 
性質が異なるものを無理矢理同じように扱おうとすると、どうしても効率が悪くなってしまうので、これらを”区別”して考え、それぞれ適切な扱い方をするのがオススメです。

 

 
例えば、『タスク管理アプリ』で、

「期限が関係無い『スケジュール”以外”のタスク』のみの一覧」

を絞り込んで表示すれば、

<今やること>
<今やれること>

に、集中しやすくなります。

 

逆に、

「『スケジュール』のみの一覧」

を絞り込んで表示すれば、

「空いている日」
「予定を入れても大丈夫な日」

を、
スムーズに把握することができます。

 

こういった感じで、アプリの『絞り込み表示機能』や『タグ機能』などを活用すると、一覧性と管理性を両立できて便利です。

 

 

なお、「期限は決まっているけれど、前倒しが可能な『スケジュールとタスクの中間』のようなもの」もあります。

 (例: 「××日に確定申告を提出」「××日までに図書館で借りた本を読み切って返却」など。)

 

これについては少し厄介で、

「人によって、最適な扱い方が異なるもの」

です。

 

『期限付きのタスク』として扱った方がしっくりくる人もいれば、
『前倒し可能なスケジュール』(容易に日時変更できるスケジュール)として扱った方がしっくりくる人もいるでしょう。

 
あるいは、『タスク』『スケジュール』に加えて、『第3のカテゴリ』を用意して振り分けた方が落ち着く人もいるかもしれません。

 

最終的には、「自分に合ったやり方」で対応してもらうのが一番ですが、
ひとまずは『期限付きのタスク』として扱い、
しっくりこなければ『前倒し可能なスケジュール』として扱うように切り替えると良いでしょう。

 

人間の『意識のリソース』は”有限”

『人間の意識のリソース』は”有限”です。

(『リソース』というのは、「資源」という意味。
 『ヒト・モノ・カネ』や『時間』、『エネルギー』などをまとめて『リソース』と呼びます。)

 
人は、『抱えているタスクの総量』が多ければ多いほど、『タスク全体を把握するために掛かるコスト』も大きくなるため、
結果として、タスクそのものに割くことができる『意識のリソース』が少なくなってしまいます。

 

言い換えれば、

「頭の中から『タスク管理作業』を追い出せば追い出すほど、より効率的に、『目の前のこと』に”集中”できるようになる」

のです。

 

そのため、『思いついたらいつでもすぐにタスクを登録できる環境』は、最初に時間を割いてでもキッチリ整えておくことをオススメします。

 
「後であのタスクをリストに登録するのを忘れないように覚えておかないと・・・」などとやるのは、『意識のリソースの無駄遣い』ですからね。

 

『ルーティンワーク』に関しては、アプリの『繰り返し機能』を使えば、タスク登録の手間すら省けますから、便利な機能はどんどん活用していきましょう!

 

 
あと、<今すぐやる必要の無いこと>は、適当な日時を決めて『スケジュール化』することで、「今」の頭の中から追い出すことができます

 
そうすれば、これまた、目の前のタスクに集中するための『意識のリソース』を確保することに繋がります。

 
そして、アプリの『リマインダー機能』があれば、「『タスクを思い出すコスト』を削減」することができます。

 

 
『タスクを一覧表示』する際にも、何かしらの『フィルター』を掛けて”タスクの絞り込み”を行うと、そこでも「『意識のリソース』の消費量を節約」することが可能です。

 
こういう点でもアプリは便利ですね。

 

 
ただし、『タスク』が、アプリと手帳と頭の中にバラバラに分散して存在している状態では、逆に、『意識のリソースの浪費』に繋がりかねないので、この点には注意が必要です。

 

『タスクリスト』は『自分の状態の”鏡”』である

作成した『タスクリスト』は、『自分の状態を知るための”鏡”』として使うこともできます。

 

もし、『タスクリスト』の大半を、<やりたいこと>が占めているのであれば、『整っている状態』に近いと言えます。

 
逆に、リストの大半を、<やりたくないけどやるべきこと>が占めているのであれば、『整っていない状態』です。

 

 

『タスクリスト』が『自分の状態の”鏡”』ということは、「タスクリストが整うような立ち回り」を心掛ければ、イコール、『自分を整える』ことになるわけです。

 

「<やりたくないこと>を減らす」という観点からすると、そのために<やるべきこと>は、

「抱えているタスクを終わらせる」
「<やりたくないこと>を引き受けなくて済むような環境に移行する」

と、いった感じ。

 
人によっては、仕事を替えたり、住む場所を変えたりする必要があるので、それなりに大変かもしれませんが、ここは「頑張りどころ」です。

 

 

また、前述の『意識のリソース』の観点からすると、『タスクの総量』自体も、少なければ少ないほど『整っている』と言えます

 
たとえ<やりたいこと>であっても、自分の容量を大幅に超えるほど抱えてしまっては、重荷になってしまいます。

 
基本的には、<やりたいこと><いつかやってみたいこと>にはさっさと取り組んで、
いったん終わらせてタスクリストから追い出し、

「<もう一度やりたいこと>だけがリストに残っている」

という状態を保つようにするのが良いでしょう。

 

 

ちなみに、【タイプ3】の人は、無理矢理<やりたいこと>を探してまで『目標』を増やす必要はありません

 
【タイプ3】にとっての『幸せ』というのは、『不幸やトラブルを一通り取り除いて、そこに残ったもの』なので、
とにかく<やりたくないこと>を減らしていけば、自然と、理想の状態に近づいていくことができるのです。

 

タスクリストは定期的に”見直す”ことが大事

最後に、大事なこととして・・・

 
『タスクリスト』は、「定期的に見直すことが大事」です。

 

飛び入りで『新たなタスク』が発生したり、状況が変わって『やらなくても良くなったタスク』が出てきたり、というのはよくあることですが、
どんなに注意深く『タスクの追加&削除』を行っていたとしても、
作業を行うのが人間である以上、

「必ず、『タスクの追加漏れ』や『タスクの削除漏れ』は、発生するもの」

です。

 
この対策としては、「予め、『”タスクリストの見直し”というタスク』が、リストに自動登録されるように設定しておくこと」

 

タスクリストは、常にほぼ100%信頼できるものでなければ、『意識のリソース漏れ』が発生してしまいますから、この点はしっかり気をつけていきましょう。

 

 

なお、本プログラムに繰り返し取り組む間は、【ワーク】として、毎回、『タスクリストの完全な作り直し』を行ってもらうことになります。

 
変化が激しい時期には、タスクリストをメンテナンスしながら使うより、いっそ丸ごと作り直してしまった方が効率的ですからね。

 

これに関しては、本プログラムのDay7で、また改めてお伝えしたいと思います。

 

 

と、いったところで、本日の【テキストの部】は終了です!

 

【ワークの部】

(初回)

Day1で書き出したリストの中の、『<やるべきこと>で、かつ、<やればすぐ終わること>』に取り組む

『タスク管理ツール』を3つ以上、試してみる(チュートリアルを終えるところまで)

新たに発生した<やるべきこと>があれば、忘れないようにリストに加えるか、メモしておく

最低何か1つ、『明らかなゴミ』を捨てる(探してでも捨てる)

 

(2回目以降)

Day1で書き出したリストの中の、『<やるべきこと>で、かつ、<やればすぐ終わること>』に取り組む

これまで使ってきた『タスク管理ツール』がしっくりきていない場合、別のツールを試してみる

同じ『タスク管理ツール』を使い続ける場合は、そのツールの『まだ使ったことがない機能』を試してみる

スケジュールに沿って掃除する(先取りor入れ替えしても良い)
 ・もし、今後、スケジューリング済みの掃除をすべて終えてしまった場合、適宜、追加登録すること
  主目的はあくまで『掃除の習慣化』

 

///

 

今日以降、基本的に、Day1で書き出したリストの中の、

「『<やるべきこと>で、かつ、<やればすぐ終わること>』に取り組む」

というのが、
日々のワーク(その1)となります。

 

 
加えて、初回の方は、本日のワーク(その2)として、

『タスク管理ツール(スマホのアプリ)』

を、
3つ以上、試してみましょう。

 

アプリによって、使い勝手や、設計思想が異なるので、『自分に合ったアプリ』を探すことは大事です。

 
とりあえずは、『アプリのチュートリアル』を終えるところまでやれば、少なくとも「自分にとってこれは無い」というのは弾くことができるでしょう。

 
もちろん、『使っていく中で感じる不満点』や『気に入らない点』というのも出てくるでしょうが、
まずは、試した中で一番良さそうなアプリを、1週間、使ってみてください。

 

また、【テキストの部】で書いたとおり、『手帳』が本領を発揮するのは「タスクがある程度絞り込まれた後」ですので、紙の手帳派の方も、このプログラムに取り組む間は、ぜひ、『ワーク』として、アプリを使ってみてくださいね。

 

2回目以降の方は、これまで使ってきたアプリがしっくりこなければ、『別のタスク管理アプリを探す』というのが、本日のワーク(その2)となります。

 
今のアプリをそのまま使い続けるのであれば、本日のワーク(その2)として、『そのアプリのまだ使ったことが無い機能』を試してみてくださいね。

 

 
加えて、本日のワーク(その3)として、今日も『自分の身の周りを整える(ゴミを捨てる)』というのに取り組みましょう。

 
初回の方は、昨日と同様、「『判断が不要な”明らかなゴミ”』を捨てる」というのがワークになりますが、
今日は、『引き出しやクローゼットの中などにある”明らかなゴミ”』を、探して捨ててみましょう。

(もう処分した服の替えボタンとか、端切れとか・・・要らないのに無駄に残してあったりしませんか?)

 

 
プログラム2回目以降の方は、「Day1で設定したスケジュールの箇所を掃除」してもらうわけですが、掃除に関しては、いくらでも”前倒し”できるものです。

 
【テキストの部】で書いた、「期限は決まっているけれど、前倒しが可能」な『スケジュールとタスクの中間のもの』ですね。

 

掃除を先延ばしにすること自体にはあまりメリットが無いので、もちろん前倒ししてもらっても良いのですが、今回のワークの目的はあくまでも『習慣化』です。

 
なので、前倒しで終わらせた分は、『追加の掃除タスク』を新しくスケジュールに入れて、「前倒しボーナスとして自分に何かご褒美をあげる」みたいな対応をするのはアリですよ。

 

 

それでは、本日は以上です。

 

また明日!

 

誰にも言えないけど「自分は世界一バカだ」と思っているあなたへ
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