管理人(その1)の「あきー」です。
テキスト作成裏話(その3)は、『接続詞』について。
有料教材の第一弾、【タイプ3専用:自分を知るための「幸せ」のフレームワーク(有料版・[外])】を作成しました。

「あきー」が作るテキストは、「1ページ、ないし、2ページで、1つの小テーマを扱う」という形にしていて、
ページ内の構成が、
「主張、根拠、留意点、補足」
といった感じになることが多いです。
「○○○。
なぜなら、□□□。
ただし、×××。
なお、△△△。
ちなみに~~~」
・・・みたいな。
ここで、結構な悩みの種なのが、以下のような『接続詞』が被ること。
・「なので」
・「例えば」
・「そして」
・「しかし」
・「ただし」
・「また」
・「なお」
・「ちなみに」
同じページに同じ接続詞が複数回出てくると気持ち悪い。
多くの場合、言い回しを変えて回避するのですが、どうしても上手く置き換えられない場合、話を分割して別のページに分けることもあります。
(分割後、文章を色々弄っている内に話が膨らんで、元の2倍のボリュームになっていることも珍しくありません。)
肯定文と否定文がひっくり返る場合(「そして→ただし」の置き換えの結果等)は、文章を丸ごと書き換えることもあります。
あと、ページ単位では問題無なかったとしても、前後のページで何回も同じ接続詞が出てくるのも、それはそれで気持ち悪い。
例えば、3ページ連続で「なお」が出てきたりすると、それも書き換え対象になります。
話の順番を入れ替えた結果、連続したページに同じ接続詞が出てくることになる場合もあるので、組み替え後は前後を併せてチェックすることになります。
段落単位では完璧な文章なのに、ページ単位で見るとくどかったり、
あるいは、前後のページと併せて読むと引っ掛かったりすることもあるので、修正後は全ページ通しての読み返しが欠かせません。
似たような感じで、以下のような場合も書き換え対象です。
・文の終わりの「です。」「と言えます。」「なのです。」が被りまくっている
・「~こと」「~など」「~場合」があまりにも多く密集して出てきている
文字数に制限が無いブログ記事と違い、ページの概念があるテキストの場合、(PDF形式での提供であっても)レイアウトや文字数にはとても気を配ることになります。
(2~3行だけ次のページにはみ出して後は空白とか、個人的に嫌なので。)
ページ数自体の制限は無いとはいえ、「限りあるスペースに、いかにして有用な情報を詰め込むか」という姿勢で書いているので、ページ当たりの情報が濃くなりがち。
たまに、「さま」から、「内容が詰まりすぎなので休憩回を入れて」「この章にはこれ以上情報を入れないで」と突っ込まれることもあります。
・・・振り返ってみると、テキスト執筆に掛ける時間の半分以上は、表現の調整(と、それに伴う修正)に費やしている気がする・・・。
でもまあ、細部へのこだわりは「読みやすさ」に直結するので、とても大事なところだと思ってます。




コメント