Day5

セカバカ(自分のことを「世界一バカだ」と思っている【タイプ3】)の皆さん、こんにちは。

サイト管理人(その1)の「あきー」です。

 

今日は、【タイプ3専用:自分を知るための「幸せ」のフレームワーク】(無料版)の5日目です。

 

今回のテーマは、以下の通り。

幸せが長続きしない理由について
身体を動かすことの大事さについて
 ・長続きしないのは、単に、「合わないだけ」かもしれない
栄養を摂ることの大事さについて
 ・『MEC食』『ヴィーガン』『レクチンフリー食』について
休息の必要性について
潜在意識への適切な負荷について

 

幸せが長続きしない理由について

近年、様々な研究の進歩によって、『人間の幸せが長続きしない、科学的な理由』の一端が明らかになってきました。

 

普段は忘れがちですが、『人間』というのは、「動物(哺乳類)」です。

 
『動物』というのは、その『本能』によって、

『自らの生存』
『種の繁栄』

を、行うように、
プログラミングされているようなもの。

 

人間の場合、『理性』があるので少し話は複雑なのですが、ある意味で恐ろしいことに、たいていの人間の行動は(かつては自由意志だと思われていたものさえも)、『アルゴリズム』で説明できるようになっているのです。

(『アルゴリズム』 = 『事前に決められた一連の手続き』)

 

例えば、空腹を感じるのは、『自らの生存』のため

不当な扱いに怒りを感じるのも、『自らの生存』のため

異性が気になるのは、『種の繁栄』のため

【タイプ1】が、自分の有用性を過剰にアピールするのは、『自らの生存』のためと、『種の繁栄』のため

【タイプ1】が、殊更に富や権力を手に入れようとするのも、『自らの生存』のためと、『種の繁栄』のため・・・

 

と、こんな感じで、人間の行動の多くは、実は『自らの生存』と『種の繁栄』を目的とした『本能』に基づいていて、それを『感情』や『理性』でコーティングしているだけ、というのが明らかになってきています。

 

 
そして、現代においては、「人間が数万年かけて培ってきた『本能』と、近代化したライフスタイルが、決定的に噛み合わなくなった」ことが原因で、様々な『問題』が起きるようになりました。

 
食料が豊富な現代では実感が湧きにくいのですが、
僕らの祖先は、数万年かそれ以上に渡って、『慢性的な飢餓』に悩まされ、適応しようとしてきたため、人間は『飢餓』に対してある程度耐えられるようにできています。

 
でも、「『飽食の時代』にどのように対応したら良いのか」は、『本能』にはインプットされていないので、
『飢餓の時代そのままの振る舞い』を無意識的に行い、あらゆるものを食べ過ぎた結果、『肥満』や『糖尿病』、その他の『生活習慣病』が『社会問題』になってしまっているわけです。

 

 
・・・と、ここまでが”前置き”

 

 

人間の『幸せが長続きしない理由』に関しては、
これまた『本能』のせいで、

「幸せが長続きすると、『自らの生存』や『種の繁栄』に支障が出る可能性が高くなるから」

と、言われています。

 

『本能(=潜在意識)』が、『飢餓の時代』の振る舞いそのままに、

「長々と幸せに浸っているヒマがあったら、さっさと次の食料を探せ!でないときっと飢え死にするぞ!」

と突っついてくるわけですね。

 

 
こうした『進化の過程で培った人間の性質』に基づいて考えると、

『人間の幸せ』

というのは、
いったん手に入れればそれで終わりなのではなく、
手に入れたものに無理矢理しがみ付く類いのでもなく、

「『小さな幸せ』を手に入れて、それをある程度堪能したら、次の『幸せ』に向かって進んでいくべきもの」
「繰り返し、手に入れる必要があるもの」
「長期に渡って継続して手に入れる必要があるもの」

と、いうことになります。

 

身体を動かすことの大事さについて

『人間』は「動物」であり、「”動”物」と付いているだけあって、「動くもの」・・・なのですが、現代では、身体を動かす機会が極端に少なくなっています。

 
これも、

「進化の過程で培った『本能』や『性質』と、『現代の環境』が”噛み合わなくなった”事象の1つ」

だと言えますね。

 

こうした『ミスマッチ』は、

「意識的に『行動』して”解消”することで、本来、人間が持っているはずのパフォーマンスを、フルに引き出すことができるようになるもの」

です。

 
つまり、

「事前に軽く身体を動かすことで、勉強の能率が上がる」
「小食を心掛けることで、健康に繋がる」
「運動を習慣化することで、健康に繋がる」

といった感じです。

 

 

『行動』や『計画』の際には、『人間の仕組み』『人間の本能』『人間の性質』『人間の構造』等も考慮すると、よりスムーズに物事を進めることができるようになるので、
「これまで『運動』をやってこなかった人」も、ぜひ、

「『習慣』の1つとして、『運動』を取り入れること」

を、
検討してみてください。

 

長続きしないのは、単に、「合わないだけ」かもしれない

個人的な話で恐縮ですが、「あきー」は、長いこと、運動に縁が無い生活を送っていました。

 
典型的なインドア派だったのですが、
2020年の冬、サイトの管理人(その2)の「さま」から、ニンテンドースイッチのゲームである『リングフィットアドベンチャー』を紹介されたのです。

 
で、なぜかこれが「続けられる」のです。

 

・・・しかし、同じくニンテンドースイッチの『フィットボクシング』は、3日も続きませんでした・・・不思議。

 

 
と、そんなわけで、「運動が長続きしない」のは、単に、「自分に合った運動法に、まだ、出会ってないだけ」かもしれません

 
「やってみて、自分に合わなかったら止める」というのは、「合わないことが分かった」ということであり、「一歩前進」です。

 

世の中には、恐らく、「『リングフィットアドベンチャー』は続かないけど、『フィットボクシング』なら続く」という人もたくさんいるでしょう。

 
誰が悪いわけでも無く、ただ、『相性』の問題なのです。

 

 
ぜひ、(運動に限らず、何事でも、)「三日坊主でも構わないので、色々試してみる」ということを心掛けてみてくださいね!

 

栄養を摂ることの大事さについて

続いての話は、『栄養』について。

 

人間は、『身体』を持っていますが、この『身体』の中では、様々な『化学変化』が起きています

 

「人間の身体は、それまで”食べたもの”でできている」というのは多くの人が認識していることでしょうが、
その身体の中で、

「『化学変化』が起きている」

ということについて鮮明なイメージを描ける人は、それほどいません。

 

例えば、

「酸素を吸って二酸化炭素を吐き出す」
「食べ物を消化して吸収する」
「怪我をしたとき、血が固まってかさぶたができる」

などの『化学変化』『化学反応』のためには、「気合い」や「根性」、「やる気」といったものは、”無関係”

 
当たり前ですが、

「適切な『化学反応』を起こすためには、適切な『化学物質(栄養素)』が必要」

なのです。

 

細かい原理までは知らなくても大丈夫ですが、

「亜鉛が不足すると、味覚に異常を来しやすくなる」
「ビタミンKが不足すると、血が止まりにくくなる」
「ビタミンBが不足すると、悪夢を見がちになる」

といった「栄養素と症状の関係」について少しでも知っておくと、
問題解決の一助になる可能性があります。

 

 
ただし、『食生活の改善』や『食事療法』は、「自分の体質に合うかどうか」が大事です。

 
人によって「体質が異なる」し、「足りない栄養素もそれぞれ異なる」のですから、
仮に、同じ栄養素を同じだけ摂取しても、「ある人は健康になるのに、別の人は栄養不足のまま」ということもありますからね。

 
『自分に合った食事法』を探し出すためには、実際に自分で色々試してみることが必要ですが、食が健康状態に反映されるには「ある程度の時間が掛かる」ことが多いので、気長に取り組むようにしましょう

 

 
また、『サプリメント』を摂取するにあたっては、種類や分量を間違えると、逆に健康を害してしまうこともあるので、特に注意が必要です。

 
インターネットでは、「アフィリエイト目的の『根拠が怪しい情報』や『信頼性に欠ける情報』が蔓延している」ので、サプリを購入する際には、複数の書籍やサイトをしっかりと見比べて、十分な下調べをするようにしてください。

(例えば、「『ヘム鉄』と『非ヘム鉄』と『キレート鉄』を区別せずに売っている人」とかも普通にいますが・・・恐ろしい話です。
 これらは、吸収率だけでなく、「作用(副作用)」も異なる”別物”なのです。)

 

『MEC食』『ヴィーガン』『レクチンフリー食』について

『MEC食(ミート・エッグ・チーズ)』や『ヴィーガン(完全菜食)』など、世の中にはいろいろな『食事法』がありますが、
進化の過程から鑑みると、「人間の祖先は雑食」で、「狩猟生活を行ってきた」ので、

「ある程度は肉を食べることを前提で進化してきた可能性は高い」

と言えます。

 
ただ、獲物が捕れない場合などに、木の実や果物で生き延びたこともあったでしょうから、肉以外を一切排除するというのも、それはそれで考え物です。

 

結局のところ、『食事法』は、「合うか、合わないか」が大きいので、自分で試してみないと何とも言えません。

 

個人的な話になりますが、僕は、『レクチンフリー食』というのが体質に合ったらしく、「小麦や大豆を食べない」ようにしてみたところ、それまで悩まされていた口内炎が激減しました。

(MEC食やマクロビ食、玄米食、酵素断食等、色々試しましたが、それらではいまいち効果を感じられませんでした。)

 

『レクチンフリー食』も、人によって合う、合わないがあるでしょうが、「まだ自分に合った食事法が見つかっていない人」は、候補の1つに入れてみてくださいね。

 

///

 

・・・さて、話を戻して。

 

『栄養』と言った場合、普通は『物質的な栄養』をイメージするでしょうが、
それと同じくらい、

『心の栄養』

というのも大切です。

 

「人間が、他の動物と一線を画している理由の1つ」が、『心』や『理性』などにあるのは間違いありません。

 

『心の状態』が、活動のパフォーマンスに与える影響はとても大きく、『(自分にとっての)心の栄養補給法』を把握するのは、とても大事です。

(「モチベーションがパフォーマンスに直結する」というのは【タイプ1】の特徴ですが、【タイプ3】であっても、心が病んでしまうとパフォーマンスは激減しますからね。)

 

 
【タイプ3】には、「なかなか『自分へのご褒美』をあげられない」という人が多いですが、

『心の栄養補給の一環』

として、

「積極的に、心を満たすための『時間』や『予算』を確保すること」

を、心掛けましょう。

 

休息の必要性について

「物が”動く”」ためには、何らかの『エネルギー』が必要です。

 

例えば、『車』なら「ガソリン」、
『スマホ』なら「電気」で、
もしエネルギーが切れれば全く動かなくなってしまいます。

 

 
それでは、『人間』が動くためにはどんな『エネルギー』が必要かというと、

『栄養(身体の栄養&心の栄養)』
『休息(睡眠)』

です。

 

これらは、どちらか一方が欠けてもダメで、両方必要

 

『身体の栄養』が足りなくなれば、身体的な機能障害が起きますし、
『心の栄養』が足りなくなれば、鬱になったり攻撃的になったりします。

 
『休息』や『睡眠』を取らずにいると、人は死にます

 

 
「とりあえず動ける」と「ベストな状態で動ける」では、出せるパフォーマンスや成果は全く違うのですが、
栄養&休息不足が原因で、

『(「死の直前」とまでは行かなくとも)ベストコンディションとはほど遠い状態』

で、なんとか生きている人もたくさんいます。

 

これは、スマホに例えるなら、

『バッテリー切れ寸前の、緊急モード(性能を落とし、一部機能を使用不可にすることで、バッテリーを延命する措置)』

みたいなもの。

 

ベストな状態で活動するためには、
多くの人は、

「もっと積極的に、『活動の原価』として、『栄養』や『休息』を取り入れる必要がある」

と言えます。

 

 
【タイプ3】は、「休み下手な人」が多いのですが、

「休息は原価。睡眠も原価。」

というのは、
ぜひ、肝に銘じておきましょう。

 

 
「活動時間を減らして生活にゆとりを持った結果、トータルでより大きな成果が出せた」というのはよくある話で、特に、『知的作業』(判断を要する作業)においては、この傾向が顕著です。

 

原価を削ると、必ずどこかに無理が出るもの

 
目の前の仕事に追われて右往左往するのでは無く、「トータルで良い成果を出すために、今は休む!」といった『判断』がしっかりできるように、自分の思考パターンを整えていきましょう!

 

オススメなのは、『予定』として、予め『休息』や『休日』を入れておくこと。

 
そうすると、他者から何か仕事を押し込まれそうになっても、「その日は別の予定が入ってますから!先約優先です!」と、角を立てずに断れますからね。

 

 

ついでに書いておくと、『潜在意識』が一番活動してくれるのは、「休んでいる最中」です。

 
言い換えれば、「休みなく働いている人は、潜在意識の扱い方が下手」ということ。

 
『意識的な行動』と、『休息(潜在意識の活動)』を、上手に組み合わせると、最もパフォーマンスが高くなるのです。

 
そういった意味でも、積極的に、『休息』を取り入れて行きましょう!

 

潜在意識への適切な負荷について

昨日、潜在意識の『バランスを取る力』について話をしましたが、この『バランスを取る力』には、”限界”(許容量)があります。

 
潜在意識に対して、あまりにも急激に高い負荷を掛けてしまうと、『バランスを取る仕組みそのもの』が崩れてしまい、鬱になったり、気力が尽きて動けなくなったりするのです。

 

ですので、

「潜在意識を変える際には、軽い負荷を、継続的に掛けていくことが望ましい」

と、言えます。

 

 
本プログラム2回目以降の方には、
『ワーク』として、

「今週の『掃除する予定の箇所』をスケジュールに書き込んで、1週間掛けて、計画的に周囲の環境を整える」

というのに取り組んでもらっているわけですが、
この際には、

「できるだけ目標を小さくして、その代わりに、どんなに調子が悪くても、トラブルが起きても、スケジュールに決めた分は実行すること」

といった「注意書き」が付いています。

 

この理由は、もちろん『習慣化のため』というのが第一なのですが、
同時に、

「それくらい低い負荷の方が、潜在意識を変えるのにちょうど良いから」

でもあるのです。

 

 
いったん潜在意識のリソースが枯渇してしまったり、潜在意識が不調に陥ったりすると、そこから健全な状態に戻るには、長い時間が掛かります

 
なので、『予防』という意味でも、

「早めの休息」
「無理なタスクのお断り」

を心掛けていきましょう!

 

 

以上で、本日の【テキストの部】は終了です。

 

【ワークの部】

(初回)

タスクリストの中の、『<やるべきこと>で、かつ、<やればすぐ終わること>』に取り組む

新たに発生した<やるべきこと>があれば、タスクリストに加える

スケジュールに登録済みのことを実行する

スケジュールに、『休みの予定』を入れる
 ・今週中でなくても構わないが、できれば一ヶ月以内に「丸一日休みの日」を入れること
 ・「丸一日休み」が難しければ、数時間単位でも構わないので、「予定として休みを入れ、実行する」こと

できれば、今日は、いつもより1時間早く寝てみる

『目に見えない場所』(引き出しの中や、家具の裏など)を1ヵ所以上掃除する

 

(2回目以降)

タスクリストの中の、『<やるべきこと>で、かつ、<やればすぐ終わること>』に取り組む

新たに発生した<やるべきこと>があれば、タスクリストに加える

スケジュールに登録済みのことを実行する(必要に応じて、先取りor入れ替えしても良い)

調整日
 ・昨日までの予定でまだ終えていないものがあれば、その分を取り戻す
 ・体調が悪ければ、しっかり休む
 ・予定をこなした上でさらに余裕があれば、<やりたいこと>に、多めに取り組む

 

///

 

 
今日も、

タスクリストの中の、『<やるべきこと>で、かつ、<やればすぐ終わること>』に取り組む
新たに発生した<やるべきこと>があれば、タスクリストに登録する
『スケジュール』に登録した予定があれば、それにも取り組む

というのを行いましょう。

 

 
それに加え、初回の方は、『本日のワーク』として、
『スケジュール』に、『予定』として

『休み』

を、入れてみてください。

 

『休みの予定』を入れるのは、今週中でなくても構いませんが、できれば一ヶ月以内に「丸一日休みの日」を入れてくださいね!

 
どうしても「丸一日の休み」が難しければ、数時間単位でも構わないので、「予定として休みを入れること(そして当日実行すること)」が、今回のワークとなります。

 

併せて、「できれば」で構わないので、今日は、いつもより1時間早く寝てみましょう。

 

それからもう1つ、『本日のワーク』として、今日は、『目に見えない場所』を1ヵ所以上掃除してください。

 (例: 引き出しの中、家具の裏など)

 

 

本プログラム2回目以降の方は、
今日は、

『調整日』

です。

 

<昨日までの予定でまだ終えていないもの>があれば、その分を取り戻すべく頑張りましょう。

 
もし体調が悪ければ、タスクに取り組むのは最低限にして、しっかり休んで明日以降に元気に動けるようになりましょう。

 
予定をこなした上でさらに余裕があれば、<やりたいこと>に、多めに取り組んでみましょう。

 

 
こんな感じで、『調整日』『バッファ』『予備日』を、予めスケジュールに組み込んでおくやり方はオススメですよ。

 

 

と、いったところで、本日は以上です。

 

また明日!

 

誰にも言えないけど「自分は世界一バカだ」と思っているあなたへ
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