管理人(その2)の「さま」です。
夏前ごろ。
『終(つい)の住まい』という特集を、雑誌で読みました。
私は、自分の老後に関心がなかったのと、親が比較的若いのもあり、
シニア向けの情報には完全に疎かった。
老人ホームや保険金の受け取りなど、知らないことばかりが書いてある記事に、
実家の処分どうしよう、母の介護なんて…と、少しばかりパニックに。
もとより、家族も親族も少ないのです。
何かあった時に相談できるような、経験豊富な先輩もいません。
この記事書いている、ファイナンシャルプランナーの人?
っていうか、ファイナンシャルプランナーってどうやって選べばいいの?
いや、むしろ、プランナーに相談しても結局自分で決めないといけないんだよね?
知らなすぎて何質問していいかわからないんだけど…
どうしよう……
…
……あ。
………自分がファイナンシャルプランナーになればいいのでは?
か、解決ー! 焦ったのは正味3分ー!
そして先日、3級の試験を受けてきました。
自己採点的には多分合格、なので、ファイナンシャルプランナーになれそうです。笑
この、
「お金も介護も知らないことに気づいて、急に不安になって焦ってきた」
「相談するにも、信用できるような相談相手を選ぶのが大変」
「っていうか自分がなれば、一番確実だよね」
「ファイナンシャルプランナーに、オレはなる!!!!!」
という一連の話を、身内や親しい人にしたところ。
「は…?え…?(急な話の展開に困惑)いや、でも、『さま』らしいわーーーー!」
と全員が同じ感じで爆笑してました。
何も知識がない状態で、相談できるようなプロをどうやって選べばいいのかもわからないし、
そのプロが説明してくれる話を、知識のない私は果たして「正しい」と信頼できるのか?
最後は自分が決断しないといけないのに、赤の他人の話だけで決められるのか?
って思った時に、結局自分が知識をつけていないと意味がない、って気づいたんです。
だったら、ちゃんと勉強しておけば、一応何が必要かはわかるし、
仮にプロに相談するとしても、知識があればもっと建設的な相談ができるじゃなーい?
というわけで、試験まで受けちゃったんですねえ。えへへへ。
私は、【タイプ3】ということを知る前から、
自分の「お金や人生についての価値観」は、あまり一般的ではないな、という自覚がありました。
なにしろビジョンが持てないので、長く生きた先のイメージなど皆無。
右肩上がりに人生が続くと思えないので、持ち家やローンなどを所持すること自体が無理。
一般的に「大事」「重要」とされている事柄に興味関心がないことも多いので…
お金のプロに相談するとしても、こうした価値観を理解してもらうことを前提に、
人選をしたり、提案してもらうとか、考えただけで相当面倒。
どうしたらいいかわからないのは、考えて決断するために必要な『材料(知識や情報、経験、スキル)』がないから。
だから、まずは知ろうとすることが、動くことにもなって、不安を少しずつ減らすことができる。
…って、必要な材料を少しずつ揃えているうちに、
気がつくと試験を受けて資格を取ってしまうことが多いのですけど。
別に試験まで受ける必要はないんですけども。
せっかくだからFPの内容についても、別記事で書こうと思います。


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