「セルフイメージが低い」と言われると、思うんですよ。
「みんなが高すぎるだけでしょ」、と。
何よりも長年の謎だったのは、
「いったいどこでセルフイメージが上がる機会があるの!?」
ということ。
今回改めて、管理人その1の「あきー」に質問をしたのです。 過去、参加したセミナーなどでワークに取り組んでいたとき、私が内心、「…で?」と困惑していた横では、
他の参加者さんたちのセルフイメージが上がっていた、らしいんですよね。どうやら。 で、講師が伝えるワークを通して、自分は優れているんだ!と感じたり、
成功体験を噛み締めたりするのって…
みんな、『そういう体(てい)』をやってるんだと思っていたんです。私。
『お約束』『様式美』みたいなものだと。
試合の前に「俺たちならできるー!」「オーッ!」とか拳を上げるのとか、
ライブで「お前ら最高だぜー!!!」「イエエエエエエイ!」ってするような、そう、
【コールアンドレスポンス】のようなものだと。
その場をひとつにして盛り上げる、みんなそれぞれの役割を果たし合うための、身もふたもない言い方をしてしまえば、
【茶番】
なんだと思ってたんですよ。真剣に。
もちろん、ワークはちゃんとするし、人の話も聞くし、円陣だってコールアンドレスポンスだって楽しくするんですよ私だって。
ステージでアーティストが「お前ら最高だぜ!愛してるよーーー!」と叫んでくれて、
「キャーーーーーー!」って返すけど、「自分は最高で愛されてる」とは本気で思わないように、
みんなも、自分と同じように『セルフイメージが上がっている体』をやってるんだと思っていたのです。
「本当にセルフイメージが上がるような仕組みになってたんだ…」と、
今回の「あきー」からの回答を読んで、衝撃を受けたんです。茶番じゃなかった。
私が「なんでそれで上がるの?」と疑問に思うように、
他のタイプの人からは「なんで低いままなの?」と疑問に思うでしょう。
私を含め、誰もが「自分を基準だ、常識だ」と考えるのですから。
ちなみに私に限って言えば、冷めているということもなく、どちらかというとテンションが高く、割とエモーショナルな方だと思っています。
集団行動はそんなに好きではないけれど、場を盛り上げるとか、士気を高めるときなど、
普通に一緒になって声も拳も上げるし、大笑いするし、感極まって泣きます。
ライブやお芝居といった舞台だとか、大事な試合やイベント、大きな仕事など、
いわば『非日常な空間、時間、エネルギー』を感じて一緒に高まってはいるのです。
私にとって、これらはまったくの別物であって、『気持ち』が『自分への評価』へ影響することは、ないんですね。
対して他のタイプの人は、
この高まった気持ちで自分を高く評価することで、モチベーションや自信、勢いを生み出し、行動への原動力になる。
見かけの上では、同じように盛り上がって、行動するから、つい同じように考えているはずなのだと感じてしまっていて、
余計に混乱していたのだけど、心の中の動きは、全然違っていたのですね。
またひとつ自分を理解することができたし、他人への想像力を働かせるための材料が増えました。
そして何より『言葉の定義』『概念』『意味合い』が、タイプで全然違うんですね。
「相手がどういう意味合いでこの言葉を使っているのか」、慎重に相手と擦り合わせがいるな、と思いました。
少数派である【タイプ3】としては、この擦り合わせが『ストレス軽減のための処世術』のひとつになるんでしょう。
とんでもないネタバレですね…






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