モノを減らすと「アレ」や「コレ」が減ります

さまログ

家の中のモノを減らしていくと、
一緒にこんなものが減ってきます。

・家事の時間
・探し物をする時間
・悩む時間

それから、

・無駄な買い物
・疲れ

そう、たくさん減るんです。

人によっては、「体重」も減るらしいですよ…。羨ましい…

「時間だけは増やすことができない」と言います。
けれども、外注などで「お金で時間を買う」ことはできますね。
それこそ仕事や家事なんて、その代表格です。

ですが、

「お金はかけられない、でも時間を増やしたい」

と思うのであれば、
モノを減らすことで、叶います。

まずはじめに、
モノが少ないと、掃除が楽になります。

モノを移動させて拭いたり掃いたりの作業が減りますから、
単純に作業時間が短くなります。
作業時間が短くなるので、前よりも掃除の頻度を上げることが可能です。
掃除の頻度が上がれば、汚れがつく前に次の掃除タイムが来るので、
特別な洗剤なども使わずに、ささっと拭くだけ、履くだけで、
キレイがキープされます。

洗濯や片付けについても、
モノの全体量が少ないので、『元に戻す』という作業が楽になります。

ぎっしりとたくさん詰まっている場所に、
キレイに戻すというのは丁寧さが必要になりますが、
そもそも数が少なく余裕があれば、適当に仕舞っていても、
それなりになんとかなります。

好みにもよりますが、
「洗って乾いた服やタオルをすぐ使う」という頻度にしてしまえば、
いちいち引き出しや棚に、畳んで仕舞う必要がなくなります。

次に、モノが少ないと、
場所や量の把握が容易になります。

そうすると、探し物をすることが減ります

定位置を決めてそこに戻せれば、「探す」行為自体がゼロになりますが、
そこまでできていなくても、心当たりを数カ所見るだけで、
だいたいどこかしらにあります。

引き出しや棚も見通しが良いので、
中身をひっくり返すこともなく、あるかないかがすぐにわかります。

消耗品などのストックの量も、
パッと見て数がわかるので、不足したり過剰になる必要がありません。
把握できていれば、無駄な買い物がグッと減るのです。

そうして、モノの総量が減ってきて、
うまいこと収納に収まって、
部屋に出しっぱなしのモノが減ってくると…

明らかに、疲れが軽減します。

実は、部屋にいるだけで、無意識に部屋中にあるモノの『情報』を感じています。
モノそれぞれの「体積」や「色」「形」「匂い」「文字」「重さ」、
それにモノに対する「自分の想い」などという『情報』です。
数が多ければ多いほど、たくさん感じていることになるのですから、
自覚ないうちに消耗するわけです。

人混み、いるだけで疲れますよね?
モノで溢れた部屋も、同じことです。

本棚なども、扉をつけて、
背表紙が見えなくなるだけでも、かなり変わるんですよ。

余談ですが、
人間の脳は「4つまでならば、見ただけで認識できるので数える必要がない」
と言われています。

些細なことではありますが、
数が少ないだけで、アクションが一つ減るわけですので、
積み重れば、時間とか、体力とか、そういうのの節約にもなるってわけですね。

とはいえ、
別になんでも4つ以下にしろ、という話はしていません。
4つというのは、あくまで認識の話ですし。

何をどれだけ持つかどうかは、
個人個人の送りたい生活、なりたい人間像、歩みたい人生によりますからね。

私個人としては、
『少ないもので暮らす』が好みですが、
数多く持っていたいもの、他人には無駄でも自分には必要なものも、もちろんあります。
それは、4つより多い。笑

むしろ、その大事なものを持ちたいだけ持てるように、
他のモノを減らして、余裕を作るようにしている
感じです。

大切なものにエネルギーを注げるよう、
他をグッと減らしている
のです。

もちろん、どれだけ減らすかも、自分の好きにしていいのですが、
おそらく自分のモノを90%くらい減らした私から言えることは。

モノが減れば減るほど、『悩む時間』も減ります

(時間は減るけど、悩むこと自体はあるよ)

 

見えるモノも、見えない思考も、
そもそもの選択肢の数が減ってきます。

選択肢が狭まるのではなく、
選択肢が「最初から洗練されてくる」から。

無駄が削ぎ落とされますからね。

なので、部屋が片付いてくると、思考も片付いてきます。
『部屋と思考はリンクしている』って言われるの、ほんとそうです。

たまにグルグルしても、
「あーいまグルグルしてるわ」って自覚がちゃんとできるから、立て直しも早いのです。

だから、部屋が荒れてきたら
「今思考も荒れてるな」と気づくことができるし、

「思考が荒れてて考えがまとまらない」ってときは、
ひとまず部屋を片付けてみると、落ち着いたりもします。

 

誰にも言えないけど「自分は世界一バカだ」と思っているあなたへ

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