【自分を知るための「幸せ」のフレームワーク】(無料版)へのコメンタリー:Day6

さまログ

管理人(その2)「さま」です。

【タイプ3専用:自分を知るための「幸せ」のフレームワーク】(無料版)は、
もう一人の管理人「あきー」が書いたものです。

せっかくなので私からも、1日分ずつ、体験したことや考え方を追記で入れてみようと思います。
映像作品のオーディオコメンタリーのような感じで。

 

Day6 『”捨てる”対象』には、『情報』も含めよう

このフレームワークでは「『自分の周囲の環境』を、物理的に整える」を提案していて、
日々のワークにも、「捨て」や「掃除」のタスクを入れています。

ところが、いざ捨てようとすると、苦しい、つらい、自分が削られる気がする…などの
ネガティブな感情が出てきて、進められなくなってしまうことがあります。

今回は、”そんな「捨てる」ことが苦しい人”へのメッセージを書いていこうと思います。

捨てること、かたづけることは、自分の身の周りを変えていくことです。

本腰を入れて作業が進んでいくうちに、
「自分の環境を改善することは自分にとって良いことだ」と頭では理解していても、いざやろうとすると、

「不要の判断が全然できない!」
「捨てようとすると怒りがこみ上げる」
「急にやりたくなくなる」

などと、大きな抵抗感が生まれたとしても、なんらおかしくありません。
それは、潜在意識の恒常性、現状を維持しようとする力が働いているからなのです。

「これは変化に対する抵抗感なんだ」と、自分を宥めながら少しずつ取り組みつづけることで、
変化にも慣れていくようになります。

とはいえ、「感情をないがしろにしてでも必ず遂行しろ!」とは言いません。
自分の気持ちを大事にして「やりたくない」を採用して作業をやめても、良いと思うんですよね。

続けて慣れていくのか、一度やめてみるのか。
いずれにせよ、ただ「悲しい」「つらい」「イライラする」だけではなく、
もっと具体的な理由がわかった方がいいのは確かですよね。

では、自分は「捨てること」の何に対して、どのような感情を抱いているのでしょうか?
もっとフォーカスしてみましょう。

いくつか例を挙げると…

・捨てたいのになかなか進まない、終わりが見えないことの辛さ
・「後で必要になって後悔するかもしれない」という不安
・「モノを大事にできていない」という罪悪感
・「捨てる」という行為自体に、傷ついたり落ち込んでしまうこと
・捨てるときに、過去をいろいろ思い出してつらくなること
・自分が頑張らないといけないことに対するしんどさ
・片付けられないことを責められている気がする
・自分の所有物に対して他人から「捨てろ」「減らせ」と干渉されたくない
・とにかく疲れていて調子が悪く、捨てる作業すらつらい
・捨てたら思い出や相手との繋がりまでなくなってしまうかもという恐怖
・モノで空間が埋まっていないと不安になる 
・『所有しているモノや情報=自分の価値』だから、減らすことに抵抗がある  
                                     …など

ジャッジはせず、「だから嫌だったのか」と自分のつらさを具体的にいったん受け止めようとすることで、
楽になることもあります。
「なぜかつらいけどやらなきゃいけない」で取り組み続けるのは、どこかで無理が来ます。

気持ちが溢れてくるのであれば、ワークを中断して、しばらくゆっくり休んでもいいんです。

ただ、結局のところ、大きな変化があるときには潜在意識の恒常性が働くことを考えると、
時には無理をしてでも進めようとしない限りは、いつになっても現状を抜け出すことは
難しいままです。

これまでと同じ環境で同じ生活を続けているうちに「いつか自然に変えたくなる」くらいに
心境も変わることは、仮にあったとしても当分先になってしまうことでしょう。
他に可能性を考えるとしたら、病気やけがであるとか、事件やトラブル、
そして自分以外からもたらされる強烈な体験によって、
抵抗する間もなく「変えざるを得ない」ところに追い込まれることくらいでしょうか。

「現状が続くのが苦しい」か「捨てるとき、変わるときの一時的な苦しさ」か、
どちらを選んでも苦しいことはあるんです。
何に苦しさを感じるのかと、「ずっと苦しい」か「一時的か」という違いはありますが。

ただ、他でもない自分の人生なので、
自分で選ぶことができますからね。

(後悔はするかもしれないし、しないかもしれないです)

私は、「ずっと苦しかったら、これが続くのはもう嫌だ!」と思って、
死ぬほど捨てて、とにかく片付けました。

いつも妥協したり、遠慮したり、不要な情報に振り回されて、
本当に欲しい物を選べていなかった私が、
死ぬほど捨てたのは、「妥協や遠慮で選んだ物」「世間の情報に振り回されて選んだ物」たちです。

正直、時間がかかったし、途中で辛く苦しくなることもたくさんありました。
けれど、捨てることが苦しかった分だけ、もう二度と繰り返したくないと思い、
手を動かし続けました。

頑張ってよかったなあと、今は自分の選択にとても満足しています。

 

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「『セルフイメージを高めるワーク』の効き方」に基づく、【3つのタイプ】
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