無料版フレームワークでも『自分を整えること』の大切さをお伝えしていますが、
ブログでは、より実践的なところを書いていきたいと思います。
フレームワークの初回は、まずは解説通りに取り組み、
2回目以降に入るあたりで、もしくはワークとは別に、こちらを参考にして自分なりに考えるのが良いですかね。

さて、何はともあれ、最初に始めたいのは
『片付け』
なのです。
今すぐできる、
お金がかからない(お金になることもある)、
成果がわかりやすい…
これだけでもう、メリットしかない。
そして最大のメリットは、
「片付けを通して、自分を知ることができる」
ということ。
「自分を知る」というのは、このプログラムの『手段』であり『目的』です。『片付け』とは、単にモノや部屋だけでなく、自分自身を片付ける(整理する)行為なのです。
それでは早速、片付けていきましょう!
…ではなく、
まず最初に、『片付け』について考えていきましょう。
です。
従って、ほとんどの人は「モノを減らすこと」から始まります。
さて、減らすにあたって、ルートは主に2通り。
・要らないモノ・合わないモノを先に処分し、残ったものからさらに選ぶ
前者が「こんまり」こと近藤麻理恵さんの『こんまりメソッド(Spark Joy)』的考え方、
後者はやましたひでこさんの『断捨離』的考え方といいましょうか。
最終的には「自分の住環境が心地よくなるように整えられればよい」ので、
合っていればどんな方法でも良いと思います。
まずは明らかに要らないモノから減らしていき、ある程度数が減ってきて、全体が把握しやすくなってから、
好きなモノだけ残して減らしていく方法が、現実的には取り組みやすいでしょう。
ところで、私「さま」の場合は、
『こんまりメソッド』を最初のブームのころに読んだもののうまく進められず、
数年後、『断捨離』的考え方で片付けが成功しました。
振り返って考えてみると、
『こんまりメソッド』は、
「ときめくもの」を少なくともいくつかは持っている(=選べている)のが前提なので、
今ある自分のモノに、どれもときめいてなければ(自分の「本当の好き」で選べていなければ)
選び取りようがなかったのです。
ときめき度100%に近いようなモノがあるならば、「ときめき」で選ぶのも良いのだけど、
ときめき度がどれも似たり寄ったり〜みんな低いと、「ときめき」では選べなかった、
ということです。
内観やいろいろなワークに取り組み続けていた私は、
行動や思考の変化のサイクルがかなり早く、
「今持っているモノ(=過去の自分が選んだモノ)は、ほとんどしっくりこない」
となっていました。
だからこそ、
『断捨離』:「不要な物を断ち、捨て、物への執着から離れること」
という考え方が、自分の変化にちょうどフィットしたのでしょう。
「『不要・不快・不都合』を手放す」というわかりやすいものさしにより、
自分にとっての要らないモノ、心地よくないモノ、好きではないモノ、似合わないモノをとにかく捨て続けました。
『こんまりメソッド』も素晴らしいものだと理解できますし、
実行も可能だと思います。
「自分に合う方法」というのが大事なのです。
自分の部屋の居心地が良くなっていくと、思考も整理され、自分の判断基準も変わっていくので、先月は必要と思って残していたものが、今月には「要らない」に変わることはザラです。
それどころか、「なぜこれを取っておこうと思ったんだろう…?」と自分でも不思議に思ってしまうほど。
わかりやすく目の前が変わり、居心地が変わり、自分が変わってゆくのです。
今までなかなか腰が上がらなかった人は、
『自分を知るためのワーク』として片付けをしてみましょう。
そして、「もう片付いているよ!」という人は、
記事を読みつつ、これまでの片付けを振り返って自己分析したり、
新たな基準で持って、自分の部屋を見渡してみてくださいね。



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