管理人(その2)の「さま」です。
「信頼できる『プロ(ファイナンシャルプランナー)』を探すのが大変だから、自分がなる」
という発想から始まって、試験を受けた私ですが…

同じように探すのが大変なのが
『テキスト』
です。
『【タイプ3】あるある』というか、確実に『私あるある』なのが、「世間の口コミを当てにして選ぶと大ハズレ」。
世間で喜ばれるこんなタイプが、私には大の苦手なのです。・表紙も中身もカラフル
・図解やマンガの解説が多い
・手書き文字やイラストが多い
・全体的に余白が多い
・口調(文体)が妙にフランク
・試験に出るところだけが厳選されている
FPのテキストなどのメジャーな資格試験本において、一番売れているのはまさにこのタイプ。
皆に人気の理由には頷けますが…
私にとっては、「無駄に情報量が多くて疲れる」「細かいことは書いていない」ので、
一番選んではいけない本。
また、ブロガーや友人のオススメを鵜呑みにするのもダメ。
大きい本屋さんに出かけて、片っ端から該当するものを取り出し、
全てのテキストで同じ章を広げて確認してください。
どのテキストにもそれぞれ特色があるので、見比べると自分に合う合わないがわかりやすいです。
趣味で読み流しても良い本とは違い、じっくり読んで深く理解しないといけないものですから、
できる限り自分にとってストレスの少ないデザイン、表現、コンセプトの本を探し出しましょう。
見比べて、自分に合うのであれば、
一番人気でもマニアックでも漫画でも地味でもいいんです。自分との相性、それだけ。
FP3級の市販のテキストでは、ベストを見つけることはできませんでした。
世間と自分のニーズは合わないね。本当に。
比較的シンプルそうなのを選んで読んでいたものの、あまり頭に入らず困り果てた試験直前。
ダメ元で探した「FP試験の問題集アプリ(無料)」が、最低限の文章と解説のみ、という、
まさに私にぴったりのシンプル構成。
これをたくさん解くことで、試験に間に合うことができました。
(試験後に知ったのだけど、市販では見つからなかった『ザ・教科書』的テキスト、
お固めの通信教育スクールの方ではあるっぽいんです。
そっちかー!盲点だったー!)
理解した上でなら、自分にあまり合っていないタイプのテキストも読みこなせるんです。
まっさらな状態で、一番最初に触れるものだからこそ、
自分に余計な消耗をさせることなく、どっぷり没入できるテキストを見つけたいですね。
これが小説や漫画であれば、『地雷』『解釈違い』として堂々と避けられるのに。
技術書や勉強系、専門書って、「どんなものでも読みこなせてなんぼ」的風潮ないですか?
『弘法、筆を選ばず』のせいですかね。
私は『下手の道具調べ』でいいっス…



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